10月12日(日)16:00より、新横浜グレイスホテルにおいて令和7年度学術講習会が開催されました。当日は35名の会員が出席し、充実した講習会となりました。
今年度は、東京有明医療大学 保健医療学研究科 保健医療学専攻 柔道整復学分野 博士 手島遼太先生をお招きし、「高校男子サッカー選手における腰痛と姿勢に関する研究」についてご講演いただきました。
講演では、高校男子サッカー選手における腰痛の発症率が非常に高いこと、そしてその特徴として「軸足側の股関節伸展可動域の減少」や「胸椎後弯角度の増加」が挙げられていました。
私たち柔道整復師にとっても、日々の施術の中で中高生アスリートを診る機会が多く、今回の知見は実際の現場で大いに活かせる内容でした。
講演後の座談会では、日本柔道整復専門学校の下地秀和先生・赤羽泰彦先生、本会からは櫻田博昭会長・小林哲也副会長が登壇し、教育と臨床の現場をつなぐ意見交換が行われました。
学校側からは「近年は独立開業を目指す学生が減少している」との現状が報告され、一方で会側からは「働き方改革による労働時間の制約や人件費の上昇により、雇用環境の維持が難しくなっている」との課題が挙げられました。
教育現場と臨床現場の両面から現状を共有し、柔道整復師業界の今後について考える貴重な機会となりました。





